住友林業で家を注文した場合、ローンの「融資実行」は建物完成時です。
先日、銀行の担当者さんから連絡がありました
「ぴょんさん、そろそろ住宅ローンをどう組むか最終確定してくださいね~」
前回記事の通り、建物は固定で組む予定だったのですが、最終的に
「建物も変動金利でお願いします!」
と伝えました(笑)
目次
なぜ、変動金利に方針変更したのか?
①最近のニュース
今年の春先までは、FRB(米国)やECB(欧州)などの金融政策決定機関が金融緩和を終えたり、米国に至っては利上げの段階に入っていました。そのため、日銀も足並みを揃えていく必要がでてきそうだな・・・ なんて憶測をしていました。しかし、今月に入りトランプ大統領がFRBに対して金利の引き下げを求めたり、ECBが金融緩和の再開を決定するなど世界的に「金融緩和」や「利下げ」の動きがでてきています。
②日本国内の景況感
日本国内は米中貿易摩擦の影響により、半導体産業、ロボット産業、精密機器等の産業がダメージを受けています。ぴょん(夫)がお仕事で製造業を巡回している感覚だと、来期の決算は悪化する企業が続出しそうな気配があり、景気の減速は否めないのではないかと感じています。
これから住宅ローン金利はどうなる?
回りくどくなりましたが、住宅ローンは「短期プライムレート」という銀行が企業に貸出する際に用いられる指標を基準に、各銀行ごとに「10月」と「4月」の年2回改訂が行われます。安倍政権発足後の景気は順調にきていたと思いますが、日銀の金融緩和もあり金利を引き揚げるには至りませんでした。ここから景気が悪化すると、企業への貸出金利を引き揚げるのは難しいでしょうし、これまでの経緯を鑑みると(ぴょんの見解なので何の責任も負えませんが…)、ここから10年程度は利上げは難しいのではないかと考えました。
◇参照 日本銀行 (短期プライムレートは2009年から変動がありません)
ネットで噂される2022年頃の住宅ローン一斉引き上げはあるのか?への見解
ネットサーフィンをしているとリーマンショック(2008年9月)前に住宅ローンを借りた層の返済が終わる2022年頃に「住宅ローン利上げ」があるのではないかと、不安視する声がみられます。銀行の内情を考えるとその通りとも思えますが、一方で、以下の資料の通り2008年以降ネット銀行が住宅ローンに本格参入。取り扱い高を格段に増やしており、地銀やメガが利上げをしようものなら人件費を低コストに抑えているネット銀行に顧客を奪われる結果になると私は思います。なので、一斉引き上げな無いと思うんだな。
◇ぴょんの結論
・各国中央銀行は利上げではなく利下げ、金融緩和の方向性
・米中貿易摩擦、日韓関係悪化による景気の減速感を感じる
・そのため日銀は暫く利上げはできない(長期金利、低空飛行)
・国内の景気減速感があると銀行は貸出金利を上げ辛い(短プラも低空飛行)
・そのため住宅ローンの変動金利も上げ辛いだろう
よって「変動金利」で確定
(ただし、何年後になるかわかりませんが、利上げの可能性のあるタイミングで固定金利に乗り換える準備と情報収集は常にしていくつもりです。)
住宅ローン控除 vs 住宅ローン金利
ぴょん家のお世話になる銀行の住宅ローン金利(変動)は0.725%です。
長期優良住宅の住宅ローン(所得)控除は年末住宅ローン残高の1%(上限50万円)。
0.725% < 1% なので、10年間は金利負担がない計算ですね(グッド!)
クレ子「ねぇねぇ、ぴょんちゃん、そういえば、、、ふるさと納税って「ワンストップ特例」を使えば所得控除は無くなって、すべて住民税額控除になるんだよね?。ちゃんと調べた?」
ぴょん「調べてなーい!調べてみる!」
(次回は住宅ローン控除とふるさと納税の併用について書こうかな。)
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