楽しい新築の打ち合わせや外構の打ち合わせの裏で実は頭を痛めていたことがあります
それは土地の歩道切り下げ問題
目次
歩道の切り下げ工事とは
読んで字のごとく、土地の目の前の歩道と道路の間の段差を車が出入りできるように切り下げる工事のことです
ハウスメーカーや、外構業者に頼むことで工事が可能です
工事の際は、事前に市役所(道路管理者)に申請を出し承認を得なければなりません
私が購入した土地は、一軒の家が建っていた土地を2区画に分譲したもので
これを
☝こう分筆しています(下の土地が私たちの土地です)
この土地も歩道の切り下げが全くされていないわけではなく、
前の住人が使いやすい位置で切り下げがされています
しかし、その切り下げ位置は私の土地側からは使いづらく、とても幅が狭いので
新たに切り下げ工事を行うことを予定していました
ちなみにこの工事のことは以前契約していたハウスメーカーの営業さんが市役所に確認をしてくれて、切り下げ工事ができるという話になっていました
切り下げできる幅の規定
この幅については各自治体によって異なります
歩道の切り下げを希望する方は早めに自治体へ申請をしてください
承認されるまでに時間がかかります
私が家を建てる地域での歩道の切り下げは、
1宅地につき6mまで 2棟(抱き合わせの場合)は合計10mまでという決まりです
私は既に切り下げられている部分を最大の10mまで拡げるつもりでいます
しかし、土地の周辺環境により歩道の切り下げができない場合もあります
この地域では
- バスの停留所から前後10m以内
- 横断歩道橋の昇降口から5m以内
- 消火栓から前後5m以内、火災報知器から前後1m以内
- 交差点付近
以上の場所には歩道の切り下げが認められません
これも各自治体により異なりますのでお住まいの市役所のHPを確認してください
外構業者Aの調査結果
先日見積もりを出してくれた外構業者Aからある日メールが届きました
まだ、この業者と契約すると決まったわけでもないのに市役所に切り下げ工事の
申請が通るのか事前に相談に行ってくれた様でその報告のメールでした
なんて親切なのでしょう!
しかし、この相談なら以前契約していたハウスメーカーがすでに行っているので
わざわざ行かなくてもよかったのに~悪いことしたなぁと
かるーくスクロールしてメールを読んでいると
目玉が口から飛び出るくらいの衝撃情報が目に飛び込んできました
「すでにMAX10mの切り下げがされているのでこれ以上切り下げできないみたいです」
いやいや、以前できるって言われてるよ
大丈夫だよ
しかし添付のデータを見てみると
うそーーーーーん!?
おかしい、おかしいぞ。そういえばあの時営業さんが「市役所の言っていることが二転三転するからボイスレコーダー持参で確認とってきますよ!!!」と気合の入ったメールを送ってきていたのを思い出し、Gmailを漁ります
発見したメールにはそのとき確認した市役所の担当者の名前がご丁寧に記載されていたので震える手で市役所へ電話をかけました
市役所へ問い合わせる
担当者の方に、「以前○○ハウスメーカーの○○から歩道の切り下げを確認していた○○の土地について教えて欲しいのですが~」というとあからさまに態度が悪くなりました
(営業さん、まさかこのひとにも高圧的な態度取ったんじゃないだろうな…)
歩道の切り下げ幅の上限を確認するとやはり、1宅地6m 隣と合わせて10mなのは間違いないそうです
更に、市役所の担当者から営業さんには規定を伝えただけで実際の土地の様子の写真を見せてもらったわけではないので、その土地について切り下げができるできないといった話はしていないと言われてしまいました
続く
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